新型コロナウイルスが発症した2019年、感染者の年代では圧倒的に高齢者が多いことが指摘されていました。その後数年にわたって若者でも感染することがありましたが、持病を抱えている人、加齢による自然疾患を持っている人は感染しやすいことがわかっています。特に高齢者は、年齢的に免疫力が落ちてしまっているので、日常生活や食べ物で免疫力をあげなくてはなりません。
1つ目は規則正しい日常生活です。人間の体はホルモンバランスが崩れると免疫力が弱くなる傾向があります。規則正しい生活とは、朝日をあびて太陽の高い時間帯に食事をし、太陽が沈むと同時に休息に入ります。夜昼逆転をしていると、高齢者だけではなく若者もうつ病を患ったりするので要注意です。体内時計がくるってしまうと、それだけで体調不良はもちろん、メンタルの乱れや免疫力の低下につながり感染しやすくなります。
2つ目は、運動です。体を動かすということは体内の熱を上げることにつながります。高齢者は腰や足が弱くなり歩く歩数が非常に減ってしまうのですが、筋肉を使わなくなってしまうと逆効果です。ゆっくりでいいので、動かせる部分を動かしてあげる、歩けるなら歩いてみる。少しずつ毎日行うことが大切です。高齢者でも元気な人は毎日の散歩や、習い事などが欠かせません。3つ目は食事の量を減らすことです。人間の消化力は年齢に応じて弱っていきますが、脳内では若い時に食べていた食べ物を同じ量食べれると思っています。消化力にあった食事の量に減らしてみてください。